少し前に子供が3歳になって飛行機代がかかるようになりました。でも最近急に体が大きくなってきたので機内でずっとヒザの上だと重たいし、しかたないかな、というところです。「たうえき!」とか都会では役に立ちそうにない言葉まで覚えてくれるのでちょっと楽しいです。
まずは庭先で大事に育てたイネの苗を、田んぼに運びます。
今年は晴れていたので良かったのですが、雨の日はこの苗床運びが意外と大変です。
この状態の苗自体を購入する事もできるようですが、お義父さんは自分でタネを買ってきて育てています。聞いたところタネによっても強い/弱いがあるようで、前年に採れたイネからタネを採種して自宅で選別して使う場合、うまくやらないと買ったタネと比べて成長に違いが出てくるようです。今年知人からもらって育てたというタネの苗床を見せてもらったところ、確かに根の密集度が違うように感じました。
軽トラで苗床を田んぼに運んだら、田植え機を出動させて田植え開始です。
ところでお義父さんは少し前から田んぼの水位を調整してました。田植え時には少し水を落として、田植えが済んだあとにまた少し水位を上げるそうです。
田植え機は沼地の中を走るので、まっすぐ進むのは簡単ではありません。しかも、一度植えたらそのまま秋まで植えたところで育って稲刈りのときに大変になるので、やはりまっすぐ植える事がけっこう大事です。
画面では少し分かりづらいですが、田植え機の後ろに「マーカー」と呼ばれる道具がついていて、車体の1mほど離れたところの地面を引っかきながらに線を引いていきます。折り返して戻ってくるときに、地面に引かれた線を車体の真ん中がなぞるように走ると、等間隔でまっすぐ植えられる、という仕組みです。うまくできている!
今年は私の友人夫妻が「田植えを体験してみたい」というので、一緒に大分に行きました。
せっかくなので植つぎをしてもらいました。田植え機が植え損ねてできてしまった”隙間”に手作業で苗を植えていきます。普通の長靴だと田んぼを歩くのはかなり難しいのですが、”田植え用長靴”をはいていると楽ちんです。何にでも専用品というものがあるんですね。
そういえば、お義父さんが今年コンバインを新調したらしいです。いつもどおり中古品だそうですが。なんと、念願のグレンタンク方式!30kgの米袋を運ぶ機会がずいぶん減りそうです。楽しみですね。
秋には美味しいヒノヒカリの新米が食べられることを願っています。稲刈りの時期にはまた来ます。
仕事が終わったあとは、お気に入りの杵築市山香温泉センター(神塩温泉)に行きました。大分の温泉は最高です。
最後に動画をどうぞ。