では、うどんを打ってみましょう。
いろいろ調べるといろんな手順があるようですが、私はいつも自己流で適当にやっているので、簡単に作れると思います。
材料(約6玉分)
- うどん粉(中力粉)500g
- 水 220g前後
- 塩 22g
- 打ち粉(コーンスターチ)適量
- お好みのだし/麺つゆ
中力粉はスーパーで普通に買えると思います。”地粉”でも大丈夫。私は「白椿」か「麺匠」が多いです。
道具
- こね鉢、または大きめのボウル
- 麺棒
- 麺切り包丁、または普通の包丁
- 大きな鍋とザル
麺の生地は少し寝かせておくのが良いので、もしお昼に食べようと思ったら前日の晩に仕込んでおくのがおすすめです。
1. うどん粉と塩水をまぜる
うどん粉を計ってこね鉢に入れ、そこに塩水を作って加えます。
実は、一番難しいのがこの水分量かもしれません。湿度が高い夏は少なめの42%くらい、冬は45%くらいだそうです。少し水を残した状態で粉と塩水をざっくりまぜ合わせ(水まわし)、そのあとに様子を見て残りを加えるようにしています。
最初はボソボソしてますが、そのうちにだんだん水がなじんでくるので、無理にこねようとせず、そのままひとまとめにして置きます。
2. こねて、踏む
きれいな大きめのビニール袋を持ってきて、中に生地を入れて踏みます。うちは買い物袋が多いんですが、そろそろちゃんとしたものが欲しくなってきました。
テレビを見ながら適当に踏んではたたみ直して、を繰り返します。
このあと、再び丸くまとめてから、ラップをして数時間から一晩寝かせます。夏は冷蔵庫に入れています。
3. 麺棒でのばす
ここからは、食べたい時間から逆算して作業を始めます。私の場合、午前11時過ぎにのばし始めて、ちょうどお昼に「いただきまーす」というパターン。麺をのばす前にまな板と包丁を近くに準備しておいたり、のばしている間にお湯を沸かしておくのがポイントです。
食卓をきれいに拭いて打ち粉(コーンスターチ)を撒き、生地を麺棒でのばしていきます。
もし自分でもやってみようと思ったら、適当にYouTubeで動画を探して参考にしてください。私のは参考にならないかと。
厚みは3mmくらいと言われてますが、気分によって変えてます。なるべく全体が四角形になるように、四隅に角を作っていきます。
4. 切る
集中して(!)等間隔に麺を切ります。厚みと同じ幅、3mm間隔を心がけて。
普通の文化包丁でも切る事はできますが、私は麺切り包丁を買ったときその切れ味に感動しました。初めてちゃんと四角い麺になったのです。
食べきれない分は、この状態で冷凍保存しておきます。
5. ゆでる
たっぷりのお湯でゆでます。
鍋に麺を入れすぎてしまうとうまく対流しないので美味しくゆであがりません。
沸騰しながら自然に麺がぐるぐる回るのが理想です。
湯で時間は12分。お鍋から熱いまま直接一本とってつまみ食いするのも、またウマい。
6. 水でしめる
ゆであがったら、冷水で洗います。
しっかりと「ぬめり」を取るのが大事です。
7. お好みのだしをかけて完成
冷たいうどんの場合は、上からそのまま冷たいだしをかけて、
温かいうどんの場合は、しめた麺を鍋のお湯で軽く暖めてから暖かいだしをかけて。
うーん、なんど食べても、手打ちうどんはウマい!
次回は、お気に入りのだし/麺つゆについて書きたいと思います。