2012/09/23

2011年の稲刈り

去年の稲刈りの様子を書きます。
2011年10月21日〜24日に稲刈りのお手伝いに行きました。

田植えに比べると、稲刈りの方がずっと力仕事が多いです。
お義父さんのところのコンバインは「袋詰式」といって、刈り取った稲を脱穀したあとの籾(もみ)を、本体横にひっかけたコンバイン袋にどんどん落として行きます。この袋はいっぱいになると30kgくらいの重さになります。その袋が田んぼひとつで25〜30袋、田んぼが合計10枚あるので、コンバインから乗せ降ろしするだけでもかなりの重労働です。

ちなみに最近のコンバインの主流は「グレンタンク式」といって、コンバイン本体に大きなタンクを持ち、「オーガ」とよぶ長いパイプで直接トラックの荷台に流し込むものが多いようです。ですが、この近所の農家の方は皆さんご高齢で年金暮らしの方も多く、最新型の農機具に投資する余裕が無いとのこと。そんなんで、私の稲刈りのお手伝いというと、お義父さんの代わりにこの30kgのコンバイン袋を運ぶのが主な仕事になってます。


さて、稲刈りを始めるにも天気とにらめっこ。稲が湿っているとその後の乾燥が大変なので、朝露が落ちる午前10時〜11時くらいから刈りはじめます。もちろん雨が降ったら中止、そのときは私は温泉にでも行きます。


何度か見学したあと、私もコンバインを運転させてもらえるようになりました。
山々を見ながらまっすぐに田んぼを進んで行くのは、なかなか気持ちがいいものです。



刈り取った稲は軽トラで自宅まで運んで、倉庫にある乾燥機で一晩かけて乾燥させます。乾燥させたお米を農協に納めて、今年の稲刈りは完了となります。実際には、乾燥工程はうちにある乾燥機だけでは能力が足りないので、半分くらいの量は刈り取ったままの籾を農協に引き取ってもらっています。


このあと、農協で籾摺り(もみすり)を行うと「玄米」になります。
玄米をコイン精米所で精米すると、おいしい新米のできあがり!

稲刈り後の工程をまとめると・・・
  • コンバインで刈取と脱穀→籾(もみ)
  • 乾燥機で乾燥
  • 籾摺り(もみすり)→玄米
  • 精米→白米!
自宅用には玄米を30kgずつ数袋保管しておいて、5kgくらいずつ精米して食べています。
精米したてのお米は本当においしいですが、特に新米の炊きたての香りは最高ですね。

この時はビデオをまわさなかったので、前年2010年のときの様子をアップします。


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